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関節の痛み・腫れ・こわばりを診断し、リウマチの早期治療へ

朝、手がうまく握れない。 手指や手首が腫れて痛む。
そんな症状がしばらく続いていませんか?特に関節部分が痛む場合は、関節リウマチが関係しているかもしれません。
さいとう整形外科 日進分院では、リウマチ専門医が問診・視診・触診を通して痛みの原因を探り、血液検査や関節エコー(超音波検査)などを組み合わせて、総合的に診断します。
歳のせいかな、そのうち治るかなと後回しにしがちですが、気になる症状があるときには無理をせず、お気軽にご相談ください。
関節リウマチ(RA)とは
膠原病(こうげんびょう)の一種である「関節リウマチ」は、免疫の異常によって関節に炎症が起こり、痛みや腫れ、こわばりが続く病気です。
日本では200人に1人の患者さんがかかると言われていますが、放置すると関節が変形し、日常生活に支障が出ることもあるため、早期の診断と治療が大切です。
こんな症状があれば、ご相談ください
- 朝起きたときに手がこわばる
- 手指・手首・足の指の関節が腫れている
- 関節の痛みが長引いている
- 指が動かしにくい
- 関節に変形がある
- 家族にリウマチの人がいる
ひとつでも気になるものがあれば、早めに原因を確かめておくことをおすすめします。
関節リウマチで見られやすい主な症状

朝のこわばり
関節リウマチでは、朝起きたときに手指や手首がこわばり、動かしにくくなることがあります。
「手を握りにくい」「ペットボトルのふたが開けづらい」など、日常生活の中で違和感として現れることも少なくありません。
特に、朝のこわばりが繰り返し起こったり、痛みやこわばりに悩まされるときは、関節リウマチが関係していることがあります。
手指・手首・足の指の痛みや腫れ
手指や手首、足の指などの小さな関節に、痛みや腫れが出ることがあります。
初めのうちは「指が少し痛む」「足の指に違和感がある」といった軽い症状から始まることもありますが、炎症が続くと関節の腫れや動かしづらさが目立つようになります。
最初は「このくらいで病院に行っていいのかな」とためらってしまうかもしれません。
しかし、関節リウマチは、発症から2年以内に関節の破壊が最も進行しやすいといわれており、症状が進行すると関節の変形につながることもあります。
だからこそ、早期発見とともに、炎症の強さに見合った早期の治療がとても大切です。
全身のだるさ・微熱・疲れやすさ
関節リウマチでよく聞く症状は、関節の痛みや腫れかもしれませんが、そのほかにも体のだるさ、微熱、疲れやすさ、食欲が出ないといった症状が現れることもあります。
体調不良が続くと感じたときも、関節リウマチも含めて原因を確かめておくと安心です。
当院の関節リウマチの診断

初期のリウマチは診断が難しく、経過を見るなかで、しだいに関節リウマチと判断できるようになる場合もあります。
たとえば、 血液検査でRF(リウマチ因子)が陽性だからといって、ただちに関節リウマチと確定できるわけではありません。
そのため、1回の検査だけで判断せず、経過を見ながら、何度か検査を行うことがあります。
検査・診断の方法としては、リウマチ専門医による問診・視診・触診と、血液検査が中心となります。
また、骨の破壊が起きる前の早い段階で見つけるために、 「リウマチ医の聴診器」とも言われている関節エコー(超音波検査)や、提携医療機関での手のMRI検査などから、総合的に診断します。
主な診断方法
- 関節の触診、視診、問診
- 必要な関節に対する関節エコー(超音波検査)
- 血液検査
- 筋膜性疼痛症候群、腱鞘炎、ヘバーデン結節など、ほかの病気との見分け(鑑別)
当院の治療方針
「リウマチ」と聞くと、これからの生活に対して不安を持つ方も多いでしょう。
ですが、いまは治療法が大きく進歩していて、症状を落ち着かせながら、これまでの暮らしを続けていける時代へと変化しています。
リウマチ診断後の治療
リウマチと診断された場合は、まずはメトトレキサート(抗リウマチ薬)の内服から治療を開始します。
そのあと、患者さんの症状や炎症の強さに合わせて、お一人おひとりに合うよう薬や治療法を調整していきます。
複数の内服薬や、注射薬の生物学的製剤、JAK阻害薬などを組み合わせ、症状が落ち着く「寛解(かんかい)」を目指して治療します。
さいとう整形外科 日進分院では、リウマチ専門医として、患者さんがリウマチを忘れて思いっきり仕事ができること、家族のサポートをできること、安心して妊娠・出産を迎えられることを目標に治療を行います。
当院のリウマチ診療の特徴
関節エコーを活用した早期診断
当院では、症状や検査結果をもとに、患者さんに合った治療方針を検討していきます。
関節リウマチの診断・治療では、必要に応じて関節エコーを行います。
関節エコーは、レントゲンでは確認が難しい初期の炎症や滑膜炎(関節を包む滑膜に炎症が起きた症状) の状態を確認できるため、早期診断と治療判断につながります。
リウマチ治療を支える3本柱
薬物療法
関節の炎症を薬で抑えます。メトトレキサートを中心に、内服薬、注射薬の生物学的製剤、JAK阻害薬を組み合わせて使用しながら、お一人おひとりの炎症の状態や、副作用・合併症に合わせてオーダーメイドに治療します。
治療目標は関節の炎症が完全に消えている状態(寛解)で、リウマチであることを忘れて生活できることを目指します。
リハビリテーション
動きの悪くなった関節を動かしたり(関節可動域訓練)、歩きづらさを改善します。
リウマチによって変形した関節でも、可動域を広げられるようリハビリ指導を行い、生活のしやすさを向上することを目指します。
手術療法
リウマチで高度に破壊されて、可動域制限の強い関節は専門病院に紹介して手術によって治療します。
人工関節によって、可動域を改善する効果が望めます。
手首の関節が変形している場合には指の腱(けん)が切れてしまうこともあり、指を伸ばすことができなくなります。その場合には腱をつなぐ手術をすることもあります。
実際に使用される主な治療薬
生物学的製剤
ー アダリムマブ(ヒュミラ®︎など)
ー エタネルセプト(エンブレル®︎など)
ー ゴリムマブ(シンポニー®︎など)
ー トシリズマブ(アクテムラ®︎など)
JAK阻害薬
ー トファシチニブ(ゼルヤンツ®︎など)
ー バリシチニブ(オルミエント®︎など)
ー ウパダシチニブ(リンヴォック®︎など)
関節リウマチの炎症を引き起こす「シグナル伝達(指令の伝わり)」を抑えることで、関節の痛みや腫れの改善を目指す内服薬です。
注射ではなく飲み薬で治療できることが特徴ですが、感染症や帯状疱疹などに注意が必要です。治療中は定期的な血液検査を行いながら、安全性を確認していきます。
リウマチ以外の痛みも鑑別
手指の痛みは、関節リウマチだけでなく、ヘバーデン結節・ブシャール結節・腱鞘炎・ばね指・更年期障害・栄養不足・筋膜性疼痛症候群などが原因となる場合もあります。
関節の違和感を感じたら、早めにご相談ください
当院では、「リウマチかどうか」を診断するだけでなく、もしリウマチではなかった場合も、何が痛みの原因なのかを突き止め、適切な治療を行います。
他院では痛みの原因が分からなかった、専門の人に検査してもらいたいという方は、まずは一度ご相談くださいね。

